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王燎騰博士がシリコンバレー事務所の管理パートナーとしてBeijing East IPに加入

2016-09-19

Beijing East IPは、中米日におけるクライアントの様々なニーズに対応するため、このほど米国シリコンバレーに新しいオフィスをオープンし、マネージメントパートナーとして新たに王燎騰博士を迎えました。王博士は元科学研究員で、後に特許弁理士となり、中米知的財産業務に精通しています。

pic5王博士はこれまでシリコンバレーで十数年法律業務に携わっていました。Intel Corporationが設立したソフトウェア会社及びトップクラスのグローバル科学技術会社で内部法律顧問を担当し(2010-2016)、WSGR法律事務所及びDewey & LeBoeuf法律事務所で弁護士業務を行い(2006-2010)、指導者Barbara Caulfieldと共に業務を行っていました。ウィスコンシン州マディソンからシリコンバレーへ移る前、ワシン卜ン特区連邦巡回法院の上訴法院にてRandall R. Rader裁判官の指導の下で実習を行った経験もあります(2006)。また、ミネソタのFish & Richardson法律事務所では特許訴訟業務に携わっていました。法律ビジネスに転向する前は、熱心な科学研究員で、マディソンのウィスコンシン大学で、指導者Judith Kimble博士(前米国遺伝学学会と発育生物学学会会長)及びMarvin Wickens博士(前RNA学会会長)指導の下で科学研究を学びました(1998-2004)。また、ウィスコンシン大学では、2005年に法学博士学位を取得し、且つ権威のある『Nature』雑誌上で偶然獲得した重大発見である『生殖細胞系と胚胎発育、脳機能、及び遺伝子発現翻訳制御に必要な酵素ファミリー』を発表した。清華大学本科時は、周海夢博士指導の下で、分子酵素学専攻で学業に励みました(1995-1997)。

「私たちは王燎騰博士の弊所加入を大変歓迎し、シリコンバレー分公司を設立し発展させるという重要な任務を任せたい」と、Beijing East IP創設者であり理事長の高盧麟博士は述べた。高博士は2016年にIAMグローバル知的財産殿堂に入選し、中国で最も長く特許局の局長を務め、また国家知識産権局(SIPO)の初代局長である。「シリコンバレーと中国での長年の積み重ね、信頼できるの科学素養、幅広い技術経験、豊富な知的財産訴訟経験、及び強い創業熱意を基に、弊所の中米クライアントのためによりよいサービスを提供するこの上ない人材である。」

「私たちは王博士と協力して引き続き中米クライアントのために総合的な知的財産権の獲得、施行、訴訟及びコンサルティングサービスを提供することを期待しています」とBeijing East IP総経理の李暁冬博士は述べた。李は王博士と同じく清華大学の卒業生である。「この十数年、私たちは米国クライアントのために非常にプロフェッショナルな知的財産サービスを提供してきた。王博士の加盟で更に高品質のサービスを提供できるようになり、これはBeijing East IPの究極の目標でもある」と李暁冬博士は補足して、「中国の工業化が本格的になるにつれ、中国の知的財産保護ニーズは明らかに指数関数的な増加を示し、2011年に提出された特許出願数は米国をも超え、特許権利侵害訴訟により自社の中国における知的財産を守る国内外企業も益々増えた(例えば佰利(Baili)社とアップル社の特許訴訟案、及びHuawei社がサムソン社を訴えた特許訴訟案。共に北京で提出)。Beijing East IPは知的財産プロフェッショナルなサービスを提供し、復雑な知的財産ニーズに応えることは当然成すべきことである。」との考えを示しました。

「Beijing East IPで友人や同じ大学を卒業した方々と一緒に奮闘する機会をいただいたことに大変興奮している。」と王博士は述べ、「世界の技術及び生命科学企業にとって、中国のように15億の人口を有する大国は常に最重要の市場となりうる。多くのイノベーションはまた中国の外に出てくる。シリコンバレーでオフィスを設立し、且つ中国国内と米国の提携パートナーと密接に協力することにより、すでに体制は整ったので、中米クライアントのためによりよい中米知的財産サービスを提供することに尽力していく。」と抱負を述べました。

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