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中華商標協会の蔵宝清副秘書長がBEIJING EAST IPを訪問

2019-11-12

2019年10月25日午前10時、中華商標協会の蔵宝清副秘書長はチームと共にBEIJING EAST IPを訪問し、『商標権利付与・権利確定に関する実務問題交流』をテーマに活動を行いました。これは、中華商標協会の「不忘初心、牢記使命」(初心を忘れず、使命を銘記する)テーマ教育活動の実施でもあり、また会員団体を訪問し、ヒアリングを行うことによってさらに協会のサービスを向上させるための積極的な活動でもあります。

BEIJING EAST IP社長の李暁冬博士や各部門のメンバー、また一部のクライアントも交流活動に参加し、会場は満席となりました。蔵先生は、双方向の価値を高めるために「実務問題の質問一つ+具体的なアドバイス一つ」の方式で進めることを提案し、2時間余りの活動は濃厚な雰囲気で、時には意見をぶつけ合いながら議論し、20余りの立法と実務に関する問題に回答し、協会が業界の健全な発展を導くために発揮した積極的な効果についてBEIJING EAST IPから生の声を収集しました。

蔵先生は主に以下のような質問に回答しました。
・今回の法改正の背景と目的は、元の体系を保留した上で、さらに誠信原則と使用目的を強調することである。
・新法第4条の実務適用における遡及力。
・新法第4条および第44条1項の境界。
・新法第15条「その他関係」、「先行使用」の理解。
・「OEM加工」問題の新展開。
・グラデーション色商標の登録可能性。
・権利確定手続における紛争の双方和解達成の裁判プロセスと手続に対する影響。
・国名を含む商標の審査例。
・商標と商号に対する保護力の強弱。
・「一事不再理」と手続からの新たな把握。

BEIJING EAST IPは以下のような提案をしました。
・個別の代理機関の不正競争行為に対して、協会の立場から監督と指導、市場浄化をできるか。
・協会の研修形式はさらに向上させることができるか。オンライン研修を開講すると会員は参加しやすい。
・異なる業界の商標権者に対して分類を行い、特定の業界又は特定の分野で発生率の高い商標の問題についてまとめ、商標専門協会の業界協会に対する指導と支持を実現することができるか。

本活動において、蔵先生は中華商標協会の会員組織に対する深い関心と力強い支持を示し、BEIJING EAST IPは一貫して実務の立場を保ち、法律サービス実践を結び付けて問題と提案を出しました。BEIJING EAST IPはこのような活動がより多く行われることを期待し、自身の長年の知的財産従事経験に基づき、業界発展のために提言し、中華商標協会の業務に協力するとともに、さらに着実に専門サービスレベルを向上させ、クライアントのためにより大きな価値を創造します。

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